雨風に強い倉庫を選びましょう

倉庫はたいてい屋外に出しっぱなしにしているものです。その関係で錆びやすく、飛んできた石や看板などで傷つく可能性が高くなります。壊れるたびに買い換えていては費用がいくらあっても足りません。何より中に入れている商品に悪影響が出てしまいます。そこで倉庫を選ぶ際に見ておきたいのは、防錆処理が行われているのかどうかです。たいていは防錆剤が含まれた塗料を塗っているだけですが、中には柱や屋根に使われている資材自体が錆に強い倉庫があるのです。そのような倉庫であれば、長い年月が経って塗料がはげても、なかなか錆に犯されにくく、メンテナンスの手間が省けます。

他にも知っておきたいこと

用途によって大きさを決めると良いのですが、予算があるなら高さは最低五メートル以上はある倉庫が良いです。十分な高さがないと、例えばトラクターなどの農業機械が収納できません。また倉庫内のスペースが狭いと夏場は熱がこもってしまい、プラスチック製品は溶ける可能性があるからです。また出入り口ですが、シャッター式にしておくと、内側や外側のどちらからでも開閉できて非常に便利です。ただし強風が吹くと破損しやすいため、風の通り道に倉庫があるならシャッターに筋交を入れてもらうと良いでしょう。跳ね上げ式のドアなら、屋根代わりにできるため、作業スペースが増えます。そして鍵についてですが、ピッキング不可能なタイプのものを取り付けてもらうと良いです。予算的に難しいなら、鍵を三つほど取り付けておけば安心です。

3PLというのは、荷主に代わって物流業務を包括して受託する業務形態のことです。利用すると、荷主である企業は物流プロセスの効率化やコスト削減効果を見込めます。